江津市議会 > 2019-03-04 >
03月04日-01号

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  1. 江津市議会 2019-03-04
    03月04日-01号


    取得元: 江津市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-05
    平成31年 3月(第1回)定例会               平成31年第1回議会定例会                 議事日程第1号平成31年3月4日(月)午前10時開議              ~~~~~~~~~~~~~~~ 本日の議事日程第1 会議録署名議員の指名第2 会期の決定   諸般の報告(議長)第3 浜田市江津市旧有福村有財産共同管理組合議会議員の補欠選挙について第4 特別委員会の定数の変更について第5 施政方針演説第6 同意第 1号 公平委員会委員の選任について第7 同意第 2号 副市長の選任について第8 同意第 3号 功労者の選定について第9 同意第 4号 人権擁護委員候補者の推薦について第10 議案第 1号 江津市議会議員議員報酬等に関する条例の一部を改正する条例制定について   議案第 2号 市長等の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について   議案第 3号 災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例制定について   議案第 4号 江津市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について   議案第 5号 江津市火葬場設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について   議案第 6号 江津市し尿処理施設設置及び管理に関する条例を廃止する条例制定について   議案第 7号 江津市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例制定について   議案第 8号 江津市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について   議案第 9号 江津市生活バス運行事業に関する条例の一部を改正する条例制定について   議案第10号 森林総合公園風の国設置及び管理に関する条例を廃止する条例制定について   議案第11号 江津市温泉給湯条例の制定について   議案第12号 風の工房及び風の舞台設置及び管理に関する条例の制定について   議案第13号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定について   議案第14号 江津市手数料条例の一部を改正する条例制定について   議案第15号 江津市水道事業における水道布設工事の施行に関する技術上の監督業務を行う布設工事監督員の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定について   議案第16号 江津市水道事業における水道施設の管理に関する技術上の業務を行う水道技術管理者の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定について   議案第17号 江津市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について第11 議案第18号 新市建設計画の変更について   議案第19号 公の施設に係る指定管理者の指定について   議案第20号 江津市と邑智郡総合事務組合とのし尿処理事業に関する事務の事務委託に関する規約の廃止について   議案第21号 財産の処分について   議案第22号 市道の路線の廃止について   議案第23号 市道の路線の認定について   議案第24号 建設工事委託に係る協定の変更協定の締結について第12 議案第25号 平成31年度島根県江津市一般会計予算を定めることについて   議案第26号 平成31年度島根県江津市国民健康保険事業特別会計予算を定めることについて   議案第27号 平成31年度島根県江津市国民健康保険診療所事業特別会計予算を定めることについて   議案第28号 平成31年度島根県江津市後期高齢者医療事業特別会計予算を定めることについて   議案第29号 平成31年度島根県江津市公共下水道事業特別会計予算を定めることについて   議案第30号 平成31年度島根県江津市農業集落排水事業特別会計予算を定めることについて   議案第31号 平成31年度島根県江津市水道事業会計予算を定めることについて              ~~~~~~~~~~~~~~~ 会議に付した事件本日の議事日程のとおり              ~~~~~~~~~~~~~~~ 出席議員(15名)1 番  坂 手 洋 介             2 番  植 田 好 雄3 番  森 川 和 英             5 番  鍛 治 恵巳子6 番  田 中 利 徳             7 番  多 田 伸 治8 番  山 根 兼三郎             9 番  森 川 佳 英10 番  藤 間 義 明             11 番  森 脇 悦 朗12 番  石 橋 孝 義             13 番  河 野 正 行14 番  藤 田   厚             15 番  田 中 直 文16 番  永 岡 静 馬              ~~~~~~~~~~~~~~~ 欠席議員(0名)              ~~~~~~~~~~~~~~~ 説明のため出席した者市長      山 下   修          副市長     藤 田 和 雄顧問      釜 瀬 隆 司          政策企画課長  佐々木 章 夫総務課長    藤 田   裕          財政課長    崎 間 茂 理人事課長    林     徹          健康医療対策課長村 上 郁 夫農林水産課長  土 崎 一 雄          商工観光課長  三 木 和 彦土木建設課長  宗 近 成 泰          桜江支所長   平 田 和 久水道課長    坂 根 広 晃          教育長     小笠原   隆学校教育課長  森 岡 眞寿美          社会教育課長  冨金原 昭 久監査委員選挙管理委員会事務局長         監査委員    森 崎 延 正        土 田 雅 彦都市計画主査  佐々木   克              ~~~~~~~~~~~~~~~ 出席した議会事務局職員事務局長    大 屋   功事務局次長   牛 尾 ひとみ事務局係長   田 平 弘 基              ~~~~~~~~~~~~~~~              午前10時0分 開会 ○議長(森脇悦朗) おはようございます。 これより平成31年第1回議会定例会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。 本日の議事は、お手元に配付しております議事日程により、これを進行いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(森脇悦朗) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員の指名は、江津市議会会議規則第88条の規定により議長において指名いたします。 5番鍛治議員、13番河野議員。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第2 会期の決定 ○議長(森脇悦朗) 日程第2、会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。 本定例会の会期は、本日から3月20日までの17日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) 御異議なしと認めます。よって、本定例会は本日から3月20日までの17日間と決定されました。 次に、諸般の報告をいたします。 それでは、お手元に配付しております平成31年第1回議会諸般の報告をごらんください。 平成30年第4回議会定例会以降開催され、私または代理が出席いたしました主な行事、会議等について記載をいたしております。その中で特に皆さんにお伝えしておきたい部分についてお話をしておきます。 3ページ中段をごらんください。 2月6日、全国高速自動車道市議会協議会第45回定期総会であります。都市センターホテルにおいて開催され、協議会会長の富山県魚津市議会石倉議長の挨拶があり、高速道路建設推進議員連盟会長衛藤征士郎衆議院議員から来賓の挨拶をいただきました。その後、国土交通省道路局高速道路課長山本巧氏により、「高速道路を取り巻く最近の情勢について」と題し講演があり、続いて新規加盟7市の紹介の後、平成29年度決算、平成31年度活動方針、平成31年度会議・要望活動日程、平成31年度予算がそれぞれ認定、決定されました。最後に、高速道路ネットワークは、流通、観光等による経済効果、地域間交流の活性化等、活力に満ちた地域社会を実現するとともに、地方創生を支える重要な社会基盤であり、広域救急医療を支える、また災害発生時の緊急輸送路となる命の道として必要不可欠であり、高規格幹線道路網1万4,000キロメートルの早期完成、ミッシングリンクの解消及び暫定2車線区間の4車線化の早期実現、橋梁やトンネル等の老朽化する道路施設の適切な維持管理、更新の実施等を盛り込んだ高速道路建設整備促進等に関する決議が満場一致で可決され、総会を終了いたしました。 同じく3ページの下段をごらんください。 2月7日、全国広域連携市議会協議会第50回総会であります。都市センターホテルにおいて開催され、協議会会長福井市議会青木議長より挨拶があり、その後、株式会社野村総合研究所顧問増田寛也氏より「人口減少時代における広域連携のあり方」と題して講演がありました。平成29年度歳入歳出決算、平成31年度活動方針、歳入歳出予算がいずれも認定、決定され、役員改選では、新会長に鳥取市の山田議長を選出し、総会を終了いたしました。 4ページ上段をごらんください。 2月14日、全国市議会議長会第106回評議員会であります。本評議員会は、都市センターホテルで開催され、まず全国市議会議長会会長山田札幌市議会議長より挨拶があり、古賀総務大臣政務官及び片山まち・ひと・しごと創生担当大臣からそれぞれ来賓の挨拶をいただきました。その後、総務事務次官安田充氏より「地方行財政の課題」と題して講演がありました。続いて、内閣府地方分権改革推進室次長山野謙氏から「地方分権改革提案募集方法について」の説明がありました。引き続いて、一般事務報告、各委員会委員長報告が了承され、協議事項につきましても、平成31年度全国市議会議長会各会計予算が決定され、評議員会を終了いたしました。 その他の事項につきましては、お目通しをお願いいたします。 なお、記載しております会議の資料等につきましては、事務局で保管しておりますのでごらんください。 以上で諸般の報告を終わります。 次に、議員辞職の許可について報告いたします。 平成30年12月31日をもって坪内涼二議員から一身上の都合により議員を辞職したい旨の願いが平成30年12月28日に提出されましたので、地方自治法第126条の規定により、同日これを許可いたしましたので御報告いたします。 なお、これに伴いまして、総務文教委員会委員長予算委員会副委員長及び広報広聴特別委員会副委員長に欠員が生じました。 総務文教委員の方々は、委員会を開会し委員長の互選を行い、予算委員の方々は、委員会を開会し副委員長の互選を行い、広報広聴特別委員会の方々は、委員会を開会し副委員長の互選を行い、その結果をそれぞれ議長に報告願います。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第3 浜田市江津市旧有福村有財産共同管理組合議会議員の補欠選挙について ○議長(森脇悦朗) 日程第3、浜田市江津市旧有福村有財産共同管理組合議会議員の補欠選挙についてを議題といたします。 本件は、議員辞職により生じた1名の欠員補充を行うものであります。 それでは、これより浜田市江津市旧有福村有財産共同管理組合議会議員の補欠選挙を行います。 選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選にいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) 御異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推選の方法によることと決しました。 お諮りいたします。 指名は議長においていたしたいと思います。これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) 御異議なしと認めます。よって、議長において指名することに決しました。 お手元に配付の名簿のとおり浜田市江津市旧有福村有財産共同管理組合議会議員に山根議員を指名いたします。              ………………………………………   浜田市江津市旧有福村有財産共同管理組合議会議員名簿(1人)    山 根 兼三郎              ……………………………………… ○議長(森脇悦朗) お諮りいたします。 ただいま議長において指名いたしました山根議員を浜田市江津市旧有福村有財産共同管理組合議会議員の当選人と定めることに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名をいたしました山根議員が浜田市江津市旧有福村有財産共同管理組合議会議員に当選されました。 当選されました山根議員が議場におられますので、本席から江津市議会会議規則第32条第2項の規定による当選告知をいたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第4 特別委員会の定数の変更について ○議長(森脇悦朗) 次に、日程第4、特別委員会の定数の変更についてを議題といたします。 本件は、広報広聴特別委員会の定数を変更するものであります。 お諮りいたします。 広報広聴特別委員会の定数を8人から7人へ変更いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) 御異議なしと認めます。よって、広報広聴特別委員会の定数を8人から7人へ変更することに決しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第5 施政方針演説 ○議長(森脇悦朗) 日程第5、施政方針演説について市長の発言を許します。 山下市長。              〔市長 山下 修 登壇〕 ◎市長(山下修) おはようございます。 平成31年第1回江津市議会定例会が開催されるに当たり、諸議案の提案に先立ち、当面の市政運営に対する私の基本的な考え方を申し述べさせていただきます。 その前に、皆様も御承知のとおり、昨年7月の西日本豪雨災害は、川越地区を初めとした江の川沿岸の住民の方々に大きな被害をもたらしました。被災された皆様におかれては、災害から半年以上たった今も、ふだんの生活に戻るべく生活再建に向け懸命に取り組まれています。どうか一日も早く、復旧、復興ができますよう心からお祈りを申し上げます。本市としてもその復旧に全力で取り組むとともに、今後とも市民の安全・安心の確保を第一に市政運営に努めてまいります。 それでは、本市が抱える諸課題について申し述べたいと思います。 まず、治水対策についてです。 江の川についてでありますが、昨年の7月豪雨によりパイピング現象が発生した鹿賀、下の原地区の堤防は、国土交通省により現在復旧工事が行われており、一日も早い復旧が望まれるところです。江の川の河川整備については、平成28年2月に策定された江の川水系河川整備計画に基づき、現在国において八神地区の堤防整備事業並びに川平地区土地利用体型水防災事業が進められています。また、今後は大貫、金田両地区の河道掘削も行われる予定となっています。これらの事業の一日も早い完成、さらには無堤防地区解消に向け、今後とも国に対し強く要望してまいります。 次に、八戸川につきましては、昨年の7月豪雨により破堤した区間を初め、越水した区間を含む約1,200メートルについて災害復旧事業等の事業が着手されており、このことについても一日も早い完了が望まれるところです。 また、八戸川及びその支川の整備については、島根県において、現在江の川水系八戸流域河川整備計画の変更作業が進められております。先日は第1回目の江の川水系八戸流域川づくり検討委員会が開催され、今後の川づくりのあり方について協議がなされたところです。今後は2回の検討委員会などを経て、整備計画案がつくられる予定と伺っています。本市といたしましても、一日も早い整備計画の策定、さらには事業着手に向け、県に対し強く働きかけてまいります。 次に、新庁舎建設についてです。 現在、新庁舎の設計業務を進めているところですが、昨年末には基本設計の素案に対するパブリックコメントを実施し、またその期間中の12月16日にはパレットごうつを会場に市民説明会を開催するなど、時間をかけて検討を進めてまいりました。それと同時に、市議会特別委員会においても精力的に御検討いただいたところであり、改めて感謝を申し上げます。 パブリックコメントには23件74項目の意見が寄せられ、また説明会では約50人の参加者の中からさまざまな御意見、御質問をいただきました。これらの意見については、実施設計に反映させるか否かについて検討を行い、最終的に取りまとめていきたいと考えています。 そして、いよいよ平成31年度には建設工事に着手し、平成32年度末までの完成を目指して事業を進めてまいります。このため、平成31年度の当初予算案においては、26億4,408万8,000円を平成31年度から平成32年度までの継続費として、またそのうち11億5,770万7,000円を平成31年度分として新庁舎に係る事業費を計上いたしました。もちろん将来の財政運営に支障が出ないよう、建設財源についてはあらゆる可能性を追求してきたところでありますし、今後もそうしたことをしっかりとやっていく必要があると思っています。 まもる、むすぶ、つなぐを設計コンセプトとして、防災拠点機能の確立や市民サービス機能の向上を目指し、市民の皆様に親しまれる場所となるよう整備をしてまいります。こうしたことに加え、将来の人口減少や職員数の推移にも対応でき、周辺施設との連携も考慮したコンパクトで効率的な庁舎の実現に向けて事業を推進してまいります。議会並びに市民の皆様には、引き続き御理解と御支援を賜りますようお願いをいたします。 なお、地方債残高が増加するところから、その平準化を図るため、今後市債の繰上償還についても検討をしていく必要があると思っています。そのためには、基金を取り崩す必要がございますが、基金については平成30年度末が、これは特別交付税配分いかんによるところもありますが、平成29年度末の55億4,700万円が57億円程度にはなるのではないかなと推計をいたしています。いずれにしても、こうした基金を活用して、後年度の公債費の平準化が図られるよう今後検討をしてまいりたいと考えています。 次に、防災対策についてです。 防災対策につきましては、防災行政無線デジタル化に取り組むとともに、引き続き自主防災組織の育成、支援を推進してまいります。防災行政無線デジタル化については、2カ年の継続費を設定し、1年目となる平成31年度には親局や中継局などの整備を行い、2年目には戸別受信機設置に取り組む予定としています。 また、平成25年の豪雨災害以降、各地区において自主的な避難訓練や防災学習会が盛んに開催される中で、市民の皆様の災害に対する関心も高くなっています。昨年の豪雨災害の被害状況を見ても、それぞれの地域が持つ課題は異なります。関係機関、関係者の皆様と連携を密にしながら、これまで同様、出前講座などにより、きめ細やかに地域単位の防災活動を支援してまいります。 次に、山陰道についてです。 山陰道福光浅利道路は、平成28年に事業化されて以降、測量調査、道路設計などが行われ、来年度からは用地の取得が始まるなど着実に事業を進められています。山陰道の整備は、本市にとって産業経済の振興はもとより、救急医療や災害時の緊急輸送路としての役割を担う重要な道路であり、山陰道各同盟会と力を合わせ、引き続き早期の全線開通に向け強く要望をしてまいります。 そうした中、当面山陰道の代替路線として利用する浅利江津間の一般県道浅利渡津線が今月17日に全線開通いたします。これにより、江津インターチェンジ江津工業団地が直接結ばれ、利便性の向上が図られるとともに、現在整備中の福光浅利道路にもつながり、山陰道の代替路線としての役割を発揮することとなります。 次に、波積ダム建設につきましては、転流工の仮排水路トンネルの貫通、つけかえ県道の大田井田江津線が開通するなど、ダム本体の工事着手に向けた準備も進み、来年度の早い時期には本体工事に着手されると伺っています。このことについても、早期に完了するよう国並びに県に対し要望をしてまいります。 次に、空き家対策事業についてです。 総務省の住宅・土地統計調査によりますと、長期にわたり住民の不在の住宅や取り壊す予定の空き家は平成25年で318万戸となっており、過去20年間で2.1倍に増加しています。このような状況を踏まえ、平成26年、空家対策の推進に関する特別措置法が成立し、市町村は空家等対策計画の策定や、倒壊等著しく保安上危険となるおそれのあるなどの特定空き家などに対する措置ができることとされ、空き家対策のさらなる進捗が図られることとなりました。 このような状況の中、本市におきましても、平成30年4月1日に江津市空家等の適正管理に関する条例を施行いたしました。特別措置法及び条例に基づく空家等対策計画の策定に必要な市内の空き家の実態を把握するため、平成31年度に全市的な実態調査を行い、基礎資料を作成した上で、江津市空家等対策計画策定に向けて取り組んでまいります。 次に、下水道事業についてです。 平成30年度には、各市町村が人口減少などの社会情勢の変化等に応じた効率的かつ適正な整備、運営管理手法を選定した上で、島根県が市町村と連携してこれまでの構想の見直しを行い、第5次県構想の生活排水処理ビジョンを策定いたしました。県の構想の見直しに合わせ、本市では、国の方針である汚水処理の10年概成に向けての整備計画、いわゆるアクションプランの策定を行い、平成30年度にはこの計画に基づき、公共下水道事業計画を策定したところです。 平成31年度からはこの事業計画に基づき、経済的に有利となる優先度の高い区域から環境整備を始め、4月より下水道施設として供用される汚泥共同処理施設江津浄化センター及び増設工事を行った江津西処理場などの現有処理施設を最大限有効に活用できる事業規模を念頭に置き、将来的な計画見直しを見据えつつ事業を進めてまいります。 平成31年度は管渠工事の実施に加えて、江津浄化センターでの汚泥共同処理施設整備を引き続き実施いたします。平成30年度に機械電気設備の入れかえ更新は完了し、現在既にし尿浄化槽汚泥の脱水処理後の希釈放流水江津西処理場に送水し、汚水処理をしています。平成31年度には最終年度の仕上げとして、老朽化した建築物の外壁や屋根等の改修及び換気設備や電気設備等の建築機械、電気工事を行います。 一方、施設等の維持管理費使用料収入で賄えていない現状や、一般会計からの繰り入れの増加を抑制し、下水道事業の経営基盤の強化を図り、事業を安定的に継続していくため、平成31年4月から下水道使用料を10%引き上げることになりますが、今後は建設投資の抑制や接続率の向上の取り組み、効率的な施設の維持管理に努め、持続可能な事業経営を目指してまいります。 次に、農業集落排水施設に係る災害復旧についてです。 川越地区につきましては、昨年12月28日に農林水産省本省による査定を受け、市有物件災害共済金相当額の4,511万2,000円を含む全体事業費2億4,276万7,000円が決定されています。川越処理場や各中継ポンプ施設の本復旧につきましては、今年度末までに発注する計画としており、早期発注、早期復旧に努めてまいります。 次に、水道事業についてです。 水道法の一部を改正する法律が昨年12月6日に可決、成立し、12日に公布されました。今回の法改正は、水道の基盤強化を図り、将来にわたって安全な水を安定的に供給することを目的にしています。その内容は、関係者の責任の明確化、広域連携の推進、適切な資産管理の推進、官民連携の推進、指定給水装置工事事業者制度の改善などとなっています。市町村に対しても、水道の基盤強化に関する施策を策定し、実施するよう努めなければならないと規定をされています。 島根県においては、水道事業における経営基盤の強化や経営効率化の推進、将来にわたり安全で良質な水を安定的かつ効率的に供給していくために、平成28年10月に島根県水道事業の連携に関する検討会を設置し、水道事業の広域連携等について県と水道事業体とで検討を進め、その結果を平成31年1月25日に報告書として取りまとめています。 本市は中部圏域、具体的には大田市、江津市、浜田市、川本町、美郷町、邑南町、企業局になりますが、中部圏域として水道施設の統合、施設の維持管理業務の共同委託、緊急時連絡管整備による災害リスクの軽減、災害時における相互連携などについて取りまとめています。本市といたしましても、将来に向けて給水の安定性を図るためにも、広域連携の推進は重要と考えており、今後の連携について検討してまいりたいと思っています。 また、今年度の設備投資に関しては、安定した水源確保が困難となった区域への連絡管整備、漏水の多い路線の布設がえ、公共工事の施工に伴う配水管の移転補償工事のほか、老朽管の布設がえ工事などを予定しています。将来にわたって安全な水を安定的に供給するため、国の水道施設耐震化事業の補助を活用しながら、重要給水施設整備や基幹管路の耐震化事業などについて計画的に取り組んでまいります。 次に、教育についてです。 今後、本市の将来を担い、ますます複雑、多様化する社会に対応できる子供たちを育成するためには、教育の充実が一層重要であると考えています。学校施設は子供たちが学ぶ場所であるとともに、災害時には地域住民を受け入れ、避難場所として重要な役割を果たす防災の拠点でもあります。耐震化未実施の屋内運動場の耐震補強工事、あわせて施設の長寿命化を図るための改修工事を実施し、そこに集う人たちの安心と安全を確保するよう努めてまいります。 また、これからの社会を生きていくには、次期学習指導要領で示される、「学びを人生や社会に生かそうとする学びに向かう力・人間性などの涵養」「生きて働く知識・技能の習得」「未知の状況にも対応できる思考力・判断力・表現力等の育成」が求められています。 本市では、平成32年度からの小学校新学習指導要領全面実施に向け、平成30年度より小学校3年生から6年生の外国語活動を年間35時間増とする先行実施を行っています。このため、現在3名体制である外国語指導助手を1名増員し、中学校への訪問だけでなく、小学校への訪問回数をふやし、外国語授業のさらなる充実を図ります。 また、本市の中学生が英語検定を受ける機会を得やすくするため、保護者に検定料を全額補助する事業を平成28年度から3年間実施してまいりました。本事業を実施以降、英語検定の受検者数、合格者数は増加傾向にあります。平成31年度においても引き続き実施し、英会話への意欲、ヒアリング能力などの向上を図ってまいります。 次に、子育てについてです。 平成31年度は、平成27年3月に策定した江津市子ども・子育て支援事業計画の最終年度となります。この計画では、「地域みんなで育む こどもたちの未来 明るく心豊かに育て江津っ子」を基本理念としていますが、誰もが明るく楽しく生き生きと暮らすことのできる「小さくともキラリと光るまち・江津市」の実現に向けて、現在、さまざまな子育て支援策の推進に取り組んでいます。 平成31年度には、この計画を次年度以降に継承するために次期の5カ年計画を策定することとしており、国の定める基本指針に基づいて、子育てに関するサービスの実施状況や市民の皆さんの御意見、御要望など地域ニーズなどを踏まえ、江津市子ども・子育て会議において、子育て支援のあり方について認識の共有を図りながら策定を進めてまいります。 また、子育て支援については、平成31年度から産後鬱や新生児への虐待予防を図る観点から、産後2週間目の産婦健康診査費用の助成事業を新規に始めることといたしました。産後の初期段階における母子に対する支援を強化し、妊娠期から子育て期にわたり切れ目なく支援することにより、安心して子供を産み育てる環境づくりに努めてまいります。 なお、来年度も待機児童ゼロ、そして放課後児童クラブ6年生まで希望者全員受け入れ、この目標は今後もしっかりと守ってまいりたいというふうに思っています。 次に、地方創生についてですが、人口減少対策として2015年、平成27年度から取り組んできた江津市版総合戦略がいよいよ最終年を迎えます。この戦略では、2040年の目標人口を1万7,300人程度と定め、計画最終年の2020年の目標人口を2万2,539人としています。 この目標人口を達成するために設定した2017年、平成29年の目標人口は2万3,526人ですが、これに対し、同年の実績は2万3,830人で、目標数値を304人上回る結果となっています。具体的な取り組みの成果としては、まず企業誘致や新規就農等の促進に加え、地域産業の活発な動きにより、新規の雇用者数が順調に増加しています。加えて、市内経済においても、市内総生産額が2013、平成25年度から2014年度、平成26年度の2カ年間は810億円台で推移していましたが、2015年、平成27年度においては867億3,800万円と上向いています。 地域産業の競争力強化はもとより、国内有数の技術を備えた企業の誘致などにより、今後も市内総生産額は上向くか高水準を維持するものと予測をしています。 人口減少による市内経済の縮小という負のスパイラルを招かないためにも、今後も気を緩めることなく産業振興や企業誘致に取り組んでまいりたいと考えています。 このほか、定住相談や空き家バンクの充実などによるUIターン者の確保、待機児童ゼロの堅持による子育て環境の充実、さらには若者定住を促すふるさとキャリア教育の推進など、真に本市にとって必要な取り組みを地道にこつこつと続けてきた結果、人口減少の抑制に結びついていると分析をしています。総合戦略が最終年を迎える2019年度においては、総合戦略に掲げた各種施策の成果と課題を十分に検証し、2020年度から実施する江津市総合振興計画へ着実に引き継ぐことで、自立的で持続可能な社会を形づくるという地方創生の実現に向け邁進をしてまいります。 次に、公共交通についてです。 利便性の向上と交通空白地域の解消を目指し、これまで地域の方々と協議を重ねてまいりましたが、4月から桜江町長谷地域における相乗りタクシー及び江尾地域における生活バス江尾線の新規運行を予定しています。相乗りタクシーは、長谷地域の住民の方が主体となる運行方式です。この方式は、中国地方でも例が少なく、他地域からも注目されており、地域が抱えている公共交通の課題解決のヒントになると思われます。 また、これらの運行に伴い、桜江中学校スクールバスの減便と一部ダイヤの見直しを行います。今後とも地域ニーズに合った運行方式を地域の方々と一緒になり検討してまいりたいと考えています。 次に、風の国についてです。 12月議会でも説明いたしましたが、風の国は、平成31年3月31日をもって第三セクター方式での経営に区切りをつけることとし、民間方式での経営を前提に、提案型の募集により譲渡先の選定を進めてまいりました。 2月5日から12日の応募期間に2社から応募があり、2月18日に選定委員会が開かれ、譲渡先の契約候補者の選定をいただきました。これを受け、2月20日に風の国用地のうち売却対象の宅地及び建物の売買仮契約を選定業者と交わしたところです。また、これらに係る財産処分については、今議会に提案をいたしております。 なお、譲渡後には、風の国の温泉や敷地の広がり、周辺の資源を生かした体験などを通じ、都市部からの交流人口の拡大やインバウンドの取り込みなど、新たな投資を見込んだ事業展開によって、雇用や地域経済の活性化、そして安定的かつ発展的に運営していただけるものと期待をしています。 一方で、このことについては、桜江地域、とりわけ長谷地区の象徴である風の国が民間に譲渡されることは、これまで建設及び運営にかかわられた皆様や地域住民の皆様にとって、言葉では言い尽くせない複雑な思いがあると思います。市長としてこうした事態に至ったことを深くおわびいたします。また、譲渡に当たっては民間譲渡という難しい業務に携わってくれた関係職員の労をねぎらいたいと思います。 次に、地場産業振興センターについてです。 一般財団法人島根県石央地域地場産業振興センターにつきましては、昨年の12月末日をもって解散し、清算の法的手続を進めています。土地、建物等の不動産につきましては、今年度中に出捐金など、その他の財産につきましては清算終了後、市に無償譲渡していただくこととなっています。 ことしの1月1日から江津市地場産業振興センターとして市の直営で運営していますが、4月からは石州瓦工業組合と石見陶器工業協同組合の出資による合同会社じばさん石見を、いわゆるLLCですけれども、合同会社じばさん石見を指定管理者とするために、今議会に提案をいたしています。これまでの知識、経験を活用し、地域と密着した事業を企画、実施していただき、地場産業の振興に努めていただきたいと考えています。 次に、国民健康保険事業についてです。 先日、来年度の県への納付金が公表され、本市は大幅な増額となっています。これは平成29年度の前期高齢者交付金が精算により返還となることが主な要因ですが、後年の県への納付金に影響する本市の医療費は高い状況が続いています。一方、加入世帯数や被保険者数は減少傾向にあり、国民健康保険の現状は厳しさを増しています。 このように、課題の山積する国保事業ではありますが、地道に保健事業を積み重ねることによって医療費の適正化を図り、国民健康保険制度の最後のとりでといわれる国民健康保険が将来にわたって安定的に運営できるよう努めてまいります。 最後に、予算議案についてですが、このことについては、基本的には江津市総合振興計画及び江津市版総合戦略に軸足を置き、定住対策などを中心に編成をしています。 なお、これまで検討を重ねてきました新庁舎建設につきましては、平成31年度、平成32年度で建設すべく予算の計上を行っています。現在実施設計を進めている段階であり、建築費や完成時期は多少の変動が考えられますが、平成33年度中には新庁舎での業務を開始したいと考えています。 このほか、大きなものとしては、防災行政無線デジタル化事業も計上しています。 こうした大型事業が重なり、平成31年度一般会計当初予算は総額162億円余で、昨年が骨格予算であったこともあり、前年度比20億円の増額となりました。また、平成32年度につきましても、新庁舎整備が本格化することにより、大型の予算が想定されます。 今後は、先ほども申し上げましたように、こうした事業の市債の償還、また繰上償還などを検討しているところから、基金の減少が見込まれ、財政運営の厳しさが増すと考えていますが、しっかりとした将来推計を行い、財政破綻を招くことがないよう市政運営を行ってまいります。 なお、先ほども申し上げましたように、既発債の繰上償還、今頭にありますのは10億円程度を考えておりますが、これについても今後検討をしてまいります。 そのほか、特別会計5会計につきましても、所要の額を計上しています。 以上、平成31年度における主要な施策の取り組みにあわせ、本市が抱える諸課題について申し述べました。私はこうしたさまざまな課題に対し、一歩ずつ着実に歩みを進め、市政運営の基本理念である持続可能な市政運営、そして小さくともキラリと光るまちを目指し、市政を展開してまいります。どうか議員並びに市民の皆様におかれては、より一層の御理解、そして御協力をお願いをいたします。 なお、提案をいたしてます予算案を含め、諸議案につきましては、各担当参事、課長より説明させますので、何とぞよろしく御審議のほどをお願い申し上げます。 ○議長(森脇悦朗) この際、しばらく休憩いたします。 再開は午前11時といたします。              午前10時49分 休憩              午前11時0分 再開
    ○議長(森脇悦朗) 会議を再開いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第6 同意第1号 公平委員会委員の選任について ○議長(森脇悦朗) 日程第6、同意第1号公平委員会委員の選任についてを議題といたします。 職員に議案を朗読させます。              〔職員朗読〕 ○議長(森脇悦朗) 本案に対する提案理由の説明を求めます。 山下市長。              〔市長 山下 修 登壇〕 ◎市長(山下修) 同意第1号公平委員会委員の選任について提案理由の説明を申し上げます。 江津市及び江津邑智消防組合公平委員会委員の野海修二氏は、平成31年3月31日をもって任期満了となりますが、同氏は公平委員会委員として適任者でありますので、引き続き選任いたすものであります。よろしく御同意のほどをお願い申し上げます。 ○議長(森脇悦朗) 質疑に入ります。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) 質疑を終わります。 本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 本案に対する反対の御意見はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) これに賛成の御意見はありませんか。              〔「省略」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) 討論を終わります。 これより同意第1号を採決いたします。 なお、起立されない方はこれを否とみなします。 本案はこれに同意することに賛成の方の起立を求めます。              〔賛成者起立〕 ○議長(森脇悦朗) 起立全員と認めます。よって、同意第1号公平委員会委員の選任については、原案に同意することに決しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第7 同意第2号 副市長の選任について ○議長(森脇悦朗) 日程第7、同意第2号副市長の選任についてを議題といたします。 職員に議案を朗読させます。              〔職員朗読〕 ○議長(森脇悦朗) 本案に対する提案理由の説明を求めます。 山下市長。              〔市長 山下 修 登壇〕 ◎市長(山下修) 同意第2号副市長の選任について提案理由の説明を申し上げます。 副市長の藤田和雄氏は、平成27年4月1日から1期4年間、豊富な行政経験をもとに御尽力をいただいているところでありますが、平成31年3月31日をもって任期満了となります。つきましては、藤田和雄氏を引き続き選任いたしたく、提案をいたします。よろしく御同意のほどお願いいたします。 ○議長(森脇悦朗) 質疑に入ります。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) 質疑を終わります。 本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 本案に対する反対の御意見はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) これに賛成の御意見はありませんか。              〔「省略」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) 討論を終わります。 これより同意第2号を採決いたします。 なお、起立されない方はこれを否とみなします。 本案はこれに同意することに賛成の方の起立を求めます。              〔賛成者起立〕 ○議長(森脇悦朗) 起立全員と認めます。よって、同意第2号副市長の選任については、原案に同意することに決しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第8 同意第3号 功労者の選定について ○議長(森脇悦朗) 日程第8、同意第3号功労者の選定についてを議題といたします。 職員に議案を朗読させます。              〔職員朗読〕 ○議長(森脇悦朗) 本案に対する提案理由の説明を求めます。 山下市長。              〔市長 山下 修 登壇〕 ◎市長(山下修) 同意第3号功労者の選定について提案理由の説明を申し上げます。 嘉戸千賀子氏、舩津純江氏、三島悦廣氏は、長年にわたり民生委員、児童委員として福祉行政に寄与され、その功績はまことに顕著なものがあります。 また、井上明洋氏、島田長弘氏は、長年にわたり消防団員として消防の使命に尽瘁し、住民生活の安定に寄与され、その功績はまことに顕著なものがあります。よろしく御同意のほどお願い申し上げます。 ○議長(森脇悦朗) 質疑に入ります。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) 質疑を終わります。 本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 本案に対する反対の御意見はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) これに賛成の御意見はありませんか。              〔「省略」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) 討論を終わります。 これより同意第3号を採決いたします。 なお、起立されない方はこれを否とみなします。 本案はこれに同意することに賛成の方の起立を求めます。              〔賛成者起立〕 ○議長(森脇悦朗) 起立全員と認めます。よって、同意第3号功労者の選定については、原案に同意することに決しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第9 同意第4号 人権擁護委員候補者の推薦について ○議長(森脇悦朗) 日程第9、同意第4号人権擁護委員候補者の推薦についてを議題といたします。 職員に議案を朗読させます。              〔職員朗読〕 ○議長(森脇悦朗) 本案に対する提案理由の説明を求めます。 山下市長。              〔市長 山下 修 登壇〕 ◎市長(山下修) 同意第4号人権擁護委員候補者の推薦について提案理由の説明を申し上げます。 人権擁護委員の大原康敬氏は、平成31年6月30日をもって任期満了となりますが、人権問題に関して深い見識を持っておられ、人権擁護委員として適任者でありますので、引き続きその候補者として推薦するものであります。よろしく御同意のほどお願い申し上げます。 ○議長(森脇悦朗) 質疑に入ります。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) 質疑を終わります。 本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 本案に対する反対の御意見はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) これに賛成の御意見はありませんか。              〔「省略」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) 討論を終わります。 これより同意第4号を採決いたします。 なお、起立されない方はこれを否とみなします。 本案はこれに同意することに賛成の方の起立を求めます。              〔賛成者起立〕 ○議長(森脇悦朗) 起立全員と認めます。よって、同意第4号人権擁護委員候補者の推薦については、原案に同意することに決しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第10 議案第 1号 江津市議会議員議員報酬等に関する条例の一部を改正する条例制定について       議案第 2号 市長等の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について       議案第 3号 災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例制定について       議案第 4号 江津市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について       議案第 5号 江津市火葬場設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について       議案第 6号 江津市し尿処理施設設置及び管理に関する条例を廃止する条例制定について       議案第 7号 江津市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例制定について       議案第 8号 江津市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について       議案第 9号 江津市生活バス運行事業に関する条例の一部を改正する条例制定について       議案第10号 森林総合公園風の国設置及び管理に関する条例を廃止する条例制定について       議案第11号 江津市温泉給湯条例の制定について       議案第12号 風の工房及び風の舞台設置及び管理に関する条例の制定について       議案第13号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定について       議案第14号 江津市手数料条例の一部を改正する条例制定について       議案第15号 江津市水道事業における水道布設工事の施行に関する技術上の監督業務を行う布設工事監督員の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定について       議案第16号 江津市水道事業における水道施設の管理に関する技術上の業務を行う水道技術管理者の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定について       議案第17号 江津市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について ○議長(森脇悦朗) 日程第10、議案第1号外16件を一括議題といたします。 本案17件に対する提案理由の説明を求めます。 藤田総務課長。              〔総務課長 藤田 裕 登壇〕 ◎総務課長(藤田裕) おはようございます。 議案第1号から議案第17号までの条例議案17件について提案理由の説明を申し上げます。 議案第1号江津市議会議員議員報酬等に関する条例の一部を改正する条例制定について及び議案第2号市長等の給与に関する条例の一部を改正する条例制定については、人事院勧告及び島根県人事委員会勧告に準じて期末手当の支給割合を改定し、6月期、12月期の支給月数を均等とするものです。 議案第3号災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例制定については、災害弔慰金の支給等に関する法律等における災害援護資金の貸し付けに係る部分の一部改正に伴い、利率年3%を無利子にするなどの改正を行うものです。 議案第4号江津市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定については、国が定める家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準の一部改正に伴い、所要の改正を行うものです。 議案第5号江津市火葬場設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定については、平成31年3月31日をもって江津市火葬場清光苑を閉鎖することに伴い、所要の改正を行うものです。 議案第6号江津市し尿処理施設設置及び管理に関する条例を廃止する条例制定については、平成31年4月から江津浄化センターを改築整備した江津市衛生処理場汚泥共同処理施設において、し尿及び浄化槽汚泥を公共下水道処理施設での発生汚泥と共同処理することになるため、条例を廃止するものです。 議案第7号江津市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例制定については、技術管理者の資格要件に専門職大学の前期課程修了者を追加すること並びに議案第6号で江津市し尿処理施設設置及び管理に関する条例を廃止することから、し尿及び浄化槽汚泥の処理手数料を追加するものです。 議案第8号江津市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定については、国民健康保険法施行令の一部改正に伴い、所要の改正を行うもので、保険料賦課限度額の引き上げ及び保険料軽減対象世帯の軽減の基準について改正するものです。 議案第9号江津市生活バス運行事業に関する条例の一部を改正する条例制定については、桜江町長谷地域における相乗りタクシー及び江尾地域における生活バス江尾線の新規運行に伴い、桜江中学校スクールバスの一部ダイヤの見直しを行い、あわせて一般混乗部分を生活バスに移管することに伴い、所要の改正を行うものです。 議案第10号森林総合公園風の国設置及び管理に関する条例を廃止する条例制定については、施設の健全運営と持続的な発展を目指すため施設を譲渡し、平成31年4月1日から民間事業者に運営を託すこととしたため、条例を廃止するものです。 議案第11号江津市温泉給湯条例の制定については、風の国設置及び管理に関する条例は廃止いたしますが、温泉については複数の供給先があることから、市が泉源及び配水池等を所有して温泉の供給及び管理を行うため、条例を制定するものです。 議案第12号風の工房及び風の舞台設置及び管理に関する条例の制定については、風の国設置及び管理に関する条例廃止に伴い、民間譲渡対象外施設の行政財産として引き続き風の工房及び風の舞台を管理するための取り扱いを定めるものです。 議案第13号特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定については、景観審議会委員と空家等対策協議会委員の報酬及び費用弁償を定めるものです。 議案第14号江津市手数料条例の一部を改正する条例制定については、建築基準法の一部の改正に伴い、建築確認に関する手数料を追加するものです。新設された認定、許可業務に係る所要の手数料を定めます。 議案第15号江津市水道事業における水道布設工事の施行に関する技術上の監督業務を行う布設工事監督員の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定については、学校教育法の一部改正及び技術士法施行規則の改正による水道布設工事監督員の資格基準の改正です。 議案第16号江津市水道事業における水道施設の管理に関する技術上の業務を行う水道技術管理者の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定については、学校教育法の一部改正に伴う水道技術管理者の資格基準の改正です。 議案第17号江津市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定については、放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準の一部を改正する省令の施行に伴い、放課後児童支援員の資格要件の改正を行うものです。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(森脇悦朗) 一括質疑に入ります。 7番多田議員。 ◆7番(多田伸治) 議案第10号についてです。 風の国を廃止するという条例なんですが、風の国については、これまで私が知っているだけでもラストチャンスと言われた取り組みが2回、エビネラン、薬膳、週末に農地の貸し出しなどいろいろ話がありましたが失敗したこと、それと2つのコンサルによる失敗など、ここに廃止の条例が提案されるに至る数々の問題がありました。風の国を廃止するとしても、行政としてこれらの失敗、廃止から今後に生かせる反省、総括は必要と思いますが、条例の提案に当たってそういったものを示していただけますでしょうか。 ○議長(森脇悦朗) 三木商工観光課長。 ◎商工観光課長(三木和彦) 森林総合公園風の国設置及び管理に関する条例を廃止する条例制定につきましては、今までも説明させていただいておりますように、風の国は平成31年3月31日をもって第三セクター方式での経営に区切りをつけることとし、民間方式での経営を前提に提案型の募集をしたところです。2月5日から12日の応募期間に2社から応募があり、2月18日に選定委員会が開かれ、譲渡先の契約候補者の選定をいただきました。 選ばれました候補者の提案は、風の国の温泉や敷地の広がり、周辺の資源を生かした体験などを通じ、都市部からの交流人口の拡大やイベントの取り組みなど、新たな投資を見込んだ事業展開になっております。風の国の当初の目的とも合致しており、雇用や地域経済の活性化、そして安定的かつ発展的に運営していただけるものと期待をしております。 ○議長(森脇悦朗) ほかにありませんか。 7番多田議員。 ◆7番(多田伸治) 済いません。私が聞いたのは、ここのところの状況の確認ではなくて、これまでの経営についての反省とかそういったもの、今後に生かすにはどうするかという話を伺っております。そのことについて一切今の答弁では触れられておりませんので、もう一度答弁を求めます。 ○議長(森脇悦朗) この際、多田議員に申し上げます。ただいまの質疑は本議題に関連する質疑と判断されます。本議題は委員会付託を予定しているものであり、明らかに委員外審査となりますので、この件は終了といたします。 次の質疑に入ります。 7番多田議員。 ◆7番(多田伸治) では、議案第13号については、空家等対策協議会の委員の報酬を定めるというようなものなんですが、先ほどの市長の施政方針では、空き家対策については平成31年度は実態調査、基礎資料作成に取り組むというようなことになっていました。ただ、市民の空き家対策への関心というものは、端的に言えば危ない空き家をいつ解いてもらえるのかということに集約されます。条例制定により、この空家等対策協議会が具体的に動き出すわけですが、市民の求める空き家除去というものが実際にどれぐらいの時期に行われるようになるかということについてお示しください。 ○議長(森脇悦朗) 佐々木都市計画課主査。 ◎都市計画課主査(佐々木克) 議案第13号につきましては、江津市空家等の適正管理に関する条例第7条に規定する協議会を組織することになっておりますが、その中におきまして、空家対策計画の策定及びその変更に関すること、また特例空き家等の該当性の判断、その措置の方針などを策定する役割を協議会に期待しております。その協議会の委員に支給する報酬の規定を追加するものでございます。 ○議長(森脇悦朗) 7番多田議員。 ◆7番(多田伸治) これもまた議長にいろいろ言われるのかもしれませんが、先ほど言ったのは、この委員会が、委員の報酬を定めて具体的に協議会が動き出すというようなことによってどういう働きがあるのか、最終的にはいつ空き家が除去できるようになるのかということを伺っております。そのことについてもう一回答弁を求めます。 ○議長(森脇悦朗) この際、多田議員に申し上げます。この件に関しましても、先ほど同様、本議案は委員会付託を予定されているものでありますので、明らかに委員外審査となりますので、この件については終了といたします。 ほかにありませんか。 9番森川佳英議員。 ◆9番(森川佳英) おはようございます。 議案第17号なんですけど、これは放課後児童支援員の資格要件を変更するものでございます。これは重要な内容を含んでるのではないかなということで、ちょっとお尋ねをいたします。 この国の示す要件というのは最低限なんですけれども、今回支援員さんの仕事内容からも、安全確保の問題から、そして専門知識の問題からも、この学童保育事業が後退するのではないか、そういう懸念がありますけども、そういう指導とか安全確保についてはこの変更によって十分確保できるんですか。その点お願いできますか。 ○議長(森脇悦朗) 冨金原社会教育課長。 ◎社会教育課長(冨金原昭久) 本条例の改正内容における放課後児童支援員の資格要件の拡大についてですが、現行の支援員の該当要件においては、放課後児童クラブの勤務経験が豊富でも、高校卒業していないと支援員になれませんでした。そういった資格要件を満たさない方を想定されて、今回新たに5年以上放課後児童健全育成事業に従事した者であって、市町村長が適当と認めたものを対象とするものです。この市町村長が適当と認める判断においては、5年の実務経験が認められ得るものか、またその勤務姿勢、態度等が適正であったかどうかについて判断することになります。 いずれにしても、児童クラブの支援員になるには、現行の本条例第10条の第3項にありますが、該当要件を満たした上で、都道府県知事が行う研修を修了したものでなければなりませんので、運営責任における健康管理、安全管理等については担保されているものと考えます。 ○議長(森脇悦朗) ほかにありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) 質疑を終わります。 議案第1号、議案第2号及び議案第17号の3件は総務文教委員会に、議案第3号から議案第16号までの14件は建設厚生委員会に付託いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第11 議案第18号 新市建設計画の変更について       議案第19号 公の施設に係る指定管理者の指定について       議案第20号 江津市と邑智郡総合事務組合とのし尿処理事業に関する事務の事務委託に関する規約の廃止について       議案第21号 財産の処分について       議案第22号 市道の路線の廃止について       議案第23号 市道の路線の認定について       議案第24号 建設工事委託に係る協定の変更協定の締結について ○議長(森脇悦朗) 日程第11、議案第18号外6件を一括議題といたします。 本案7件に対する提案理由の説明を求めます。 佐々木政策企画課長。              〔政策企画課長 佐々木章夫 登壇〕 ◎政策企画課長(佐々木章夫) おはようございます。 それでは、議案第18号及び議案第19号の2件について提案理由の説明を申し上げます。 議案第18号新市建設計画の変更については、東日本大震災に伴う合併市町村に係る地方債の特例に関する法律の一部を改正する法律が施行され、特定被災地方公共団体以外の市町村にあっても計画期間の延長ができることとなったため、本計画の計画期間を平成33年度までとし、あわせて計画内容の一部変更を行うものであります。 議案第19号公の施設に係る指定管理者の指定については、平成31年4月1日から江津市地場産業振興センターの新たな指定管理候補者と、平成31年3月31日をもって指定期間の満了する江津波子駅会館及び江津市波子駅会館便益施設の指定管理候補者を選定しました。本議案は、選定された指定管理候補者について議会の議決により指定管理候補者として決定するのであります。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(森脇悦朗) 宗近土木建設課長。              〔土木建設課長 宗近成泰 登壇〕 ◎土木建設課長(宗近成泰) おはようございます。 議案第20号から議案第24号までの5件について提案理由の説明を申し上げます。 議案第20号江津市と邑智郡総合事務組合とのし尿処理事業に関する事務の事務委託に関する規約の廃止については、平成31年4月から江津浄化センターを改築整備した江津市衛生処理場汚泥共同処理施設において、桜江地区を含めた江津市全体のし尿等の処理が可能になることから、し尿等の処理を江津市衛生処理場汚泥共同処理施設に集約することに伴い、邑智郡総合事務組合への委託を廃止するものであります。 議案第21号財産の処分については、このたび風の国の民間譲渡に伴い、公募関係用地のうち、宅地1万5,808.56平方メートルとこれに附帯する建物を売却するため、公有財産売買仮契約を締結いたしましたので、地方自治法第96条第1項第8号及び江津市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、議会の議決を求めるものです。 議案第22号市道の路線の廃止については、県道浅利渡津線道路改良工事に伴い、路線の一部が国道9号バイパス用地に取り込まれるため、市道小迫谷14号線を廃止するものです。また、県道桜江金城線道路改良工事に伴い、路線全体が県道用地に取り込まれるため、市道山中1号線を廃止するものです。 議案第23号市道の路線の認定については、川平地区土地利用体型水防災事業に伴い、宅地造成地内において新たに整備される区画道路を田の原3号線として市道認定を行うものです。 議案第24号建設工事委託に係る協定の変更協定の締結については、江津西処理場の増設工事に係る機械電気設備工事を委託している日本下水道事業団と締結するもので、現協定額7億510万円を8,660万円減額し、6億1,850万円とするものであります。 変更の理由としては、設計精査及び工事請負契約の入札による減額が主な理由であります。よって、地方自治法第96条第1項第5号の規定により、議会の議決を求めるものであります。 なお、この議案は平成29年9月25日の第3回議会定例会で議決を得たものの変更であります。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(森脇悦朗) 一括質疑に入ります。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) 質疑を終わります。 議案第18号及び議案第19号の2件は総務文教委員会に、議案第20号から議案第24号までの5件は建設厚生委員会に付託いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第12 議案第25号 平成31年度島根県江津市一般会計予算を定めることについて       議案第26号 平成31年度島根県江津市国民健康保険事業特別会計予算を定めることについて       議案第27号 平成31年度島根県江津市国民健康保険診療所事業特別会計予算を定めることについて       議案第28号 平成31年度島根県江津市後期高齢者医療事業特別会計予算を定めることについて       議案第29号 平成31年度島根県江津市公共下水道事業特別会計予算を定めることについて       議案第30号 平成31年度島根県江津市農業集落排水事業特別会計予算を定めることについて       議案第31号 平成31年度島根県江津市水道事業会計予算を定めることについて ○議長(森脇悦朗) 日程第12、議案第25号外6件を一括議題といたします。 本案7件に対する提案理由の説明を求めます。 崎間財政課長。              〔財政課長 崎間茂理 登壇〕 ◎財政課長(崎間茂理) 続きまして、予算議案です。 議案第25号から議案第30号まで一般会計及び特別会計5件の平成31年度当初予算案の説明をいたします。 本予算は、基本的には江津市総合振興計画及び江津市版総合戦略を軸に、定住対策などに重点を置き編成しております。そのほかでは、かねてからの懸案事項でありました新庁舎の建設費を計上しております。また、防災行政無線デジタル化事業、小学校施設の耐震化事業などの経費も計上しております。 それでは、まず一般会計から予算書の3ページをお開きください。 議案第25号平成31年度島根県江津市一般会計予算を定めることについては、第1条歳入歳出の予算は、総額をそれぞれ162億3,900万円としております。前年度当初予算との比較では、20億円余の増額となっておりますが、これは新庁舎建設事業や防災行政無線デジタル化事業など大規模な事業が始まること、また前年度の当初予算は市長選挙を控えた骨格編成であったことなどによるものです。 次に、第2条継続費、第3条債務負担行為、第4条地方債につきましては、9ページ以降で説明いたします。 第5条一時借入金については、借り入れの限度額を40億円と定めるものです。 第6条歳出予算の流用については、給与費に限り、同一款内での流用を認めるものです。 それでは、9ページをお開きください。 第2表継続費につきましては、新庁舎建設事業及び防災情報伝達システム整備事業、これは防災行政無線デジタル化事業ですが、これらについて、平成31年度、平成32年度の継続事業とするものです。 第3表債務負担行為は、江津市土地開発公社資金債務保証について、債務負担に関する事項、期間、限度額を定めるもので、限度額につきましては、実情に沿った額として、昨年度同様7億円としております。 次に、10ページ、第4表地方債は、事業との関連等で起債の目的、限度額、起債の方法、利率、償還の方法を定めたものです。 続きまして、特別会計です。 11ページをお願いします。 議案第26号平成31年度島根県江津市国民健康保険事業特別会計予算を定めることについては、第1条歳入歳出の予算は、総額を30億9,338万9,000円とするものです。 第2条一時借入金については、借入限度額を4億円と定めるものです。 第3条歳出予算の流用は、保険給付費について同一款内での流用を認めるものです。 14ページをお願いします。 議案第27号平成31年度島根県江津市国民健康保険診療所事業特別会計予算を定めることについては、第1条歳入歳出予算は、総額を334万円としております。 次に、17ページをお願いします。 議案第28号平成31年度島根県江津市後期高齢者医療事業特別会計予算を定めることについては、第1条歳入歳出予算は、総額を7億3,559万2,000円とするものです。 次に、20ページをお願いします。 議案第29号平成31年度島根県江津市公共下水道事業特別会計予算を定めることについては、第1条歳入歳出予算は、総額を9億9,019万6,000円とするものです。 第2条地方債については、下水道建設事業に要する起債の限度額等を定めるものです。 第3条一時借入金は、借入限度額を4億円と定めるものです。 次に、24ページです。 議案第30号平成31年度島根県江津市農業集落排水事業特別会計予算を定めることについては、第1条歳入歳出予算は、総額をそれぞれ3億973万5,000円とするものです。 第2条地方債については、施設整備事業に要する起債の限度額等を定めるものです。 第3条一時借入金は、借入限度額を2,000万円に定めるものです。 次に、一般会計について、歳入歳出予算事項別明細書によりその概要を説明いたします。 まず、歳入について、31ページをお願いいたします。 款の1市税、項の1市民税は、予算額10億4,673万4,000円としております。前年度との比較では、個人、法人とも平成30年度決算見込みによる推計から増収と見込んでおります。 項の2固定資産税は、予算額15億208万2,000円としております。前年度との比較では、償却資産などの増でこれも増収と見込んでおります。 続いて、32ページです。 款の2地方譲与税、項の3森林環境譲与税1,000万円は、森林の整備を目的とした新たな譲与税です。森林環境税は平成36年度から実施されますが、それに先立ち国から交付されるものです。 続いて、34ページです。 款の10地方交付税、項の1地方交付税は、予算額55億3,000万円で、前年度比1億2,000万円の減と見込んでおります。これは合併算定がえの縮減や市税の増加による減額でございます。 次に、35ページからの款の12分担金及び負担金、款の13使用料及び手数料は、全体でほぼ前年並みと見込んでおりますが、保育料無償化による影響額は詳細が不明のため、算定しておりません。詳細が判明した後、補正対応といたします。 続いて、39ページです。 款の14国庫支出金は、歳出の各事業の財源となるもので、歳出事業にあわせ調整をしております。 次に、42ページからの款の15県支出金です。県支出金につきましても歳出事業の財源として調整をしたものです。 続いて、50ページです。 款の17寄付金です。目の1総務費寄付金は、ふるさとづくり寄付です。ふるさとづくり寄付につきましては、市内外の多くの方から御寄付をいただいており、この場をおかりし、改めてお礼を申し上げます。 目の2商工費寄付金3,005万円は、一般財団法人島根県石央地域地場産業振興センターの解散に伴う残余財産の寄付です。 同じページになります款の18繰入金は、平成31年度の交付税など、収入の動向が不透明なため、財源不足を基金繰り入れで対応したものです。 次に、51ページからの款の20諸収入です。各種納付金などの収入ですが、このうち54ページの説明欄の一番下になりますプレミアム付商品券売上料1億4,000万円は、消費税の引き上げに対する影響緩和策として行われるプレミアム付商品券の売上収入でございます。 次に、56ページです。 款の21市債ですが、歳出事業の財源として過疎債などを借り入れるものです。平成31年度は新庁舎建設事業や防災行政無線デジタル化事業の市債が増額となり、前年度比で約16億円の増としております。 続きまして、歳出について主なものの説明をいたします。 まず、款の2総務費です。 61ページをお開きください。 目の7財産管理費、説明欄の一番下ですが、新庁舎建設事業11億5,770万7,000円は、先ほど来申し上げております新庁舎の建設費前払い金相当額などです。この事業につきましては、本体工事について、平成31年度、平成32年度の2カ年事業とし、継続費の設定を行っており、2カ年合計の本体事業費は26億4,408万8,000円としております。 続きまして、62ページ、目の9地域振興費です。予算総額ですが、前年度比で約7,000万円の増となっております。これは、説明欄の江津ひと・まちプラザ管理事業、これを商工費から組み替えしたことなどによるものです。 次に、67ページからの項の4選挙費です。 平成31年度は県知事、県議会議員選挙及び参議院議員選挙が行われますので、所要額を計上しております。 続きまして、70ページ、款の3民生費です。項の1社会福祉費、目の1社会福祉総務費、説明欄の一番下、プレミアム付商品券事業1億8,870万円は、10月に予定されております消費税引き上げの影響緩和策として、地域消費を喚起する目的で実施する事業でございます。 次に、73ページをお願いいたします。 下の方になりますが、項の2児童福祉費、目の1児童福祉総務費は、前年度比較ではおよそ6,800万円の増としております。これは、保育士確保対策費や障がい児の通所預かり事業費などが増額となっているものでございます。 次に、款の4衛生費です。 77ページをお願いします。 項の1保健衛生費、目の1保健衛生総務費、説明欄の一番下、地域医療支援対策事業2億9,627万8,000円は、引き続き済生会江津総合病院など地域医療をさまざまな形で支援するもので、運営費補助や医師、看護師確保対策費などです。 次に、80ページです。 項の2清掃費です。次の81ページの合計欄になりますが、前年度比較でおよそ1億6,000万円の減額としております。これは昨年度実施いたしました旧ごみ焼却場解体工事が完了し、工事費が大幅な減となっているものでございます。 続いて、款の6農林水産業費です。 86ページをお願いします。 目の2林業振興費、説明欄の中ほど、地域林業循環創造事業1,325万2,000円は、林業振興と森林資源管理のためさまざまな取り組みを行うものですが、新たな森林環境譲与税を財源に事業費の増額を行っております。 続きまして、87ページ、目の2水産業振興費です。これは、江川漁協協同組合が敬川町に整備しますアユの稚魚育成施設に対する整備費補助金を計上し、前年度比較では増額としております。 続いて、款の7商工費です。 88ページになります。 目の2商工振興費につきましては、前年度比で約9,800万円の増額としております。これは、説明欄の2段目にあります企業立地推進事業に工場立地促進奨励金2,800万円、また説明欄の一番下、地場産業振興センター運営事業に当該施設の市直営化に伴う空調設備改修費6,600万円などを新たに計上しているためでございます。 次に、89ページ、一番上になります目の4産業振興基金予算額3,005万4,000円は、歳入の寄付金のところで申しました一般財団法人島根県石央地域地場産業振興センターの残余財産寄付を基金積み立てするものです。 次に、款の8土木費です。 91ページをお願いします。 目の5公共道路事業費は事業箇所の変動はありますが、説明欄の通学路整備事業を6,300万円増額し、同じく説明欄、田の原3号線道路改良事業を新規計上しております。 続いて、93ページです。 目の1都市計画総務費、説明欄の一番下、空家対策事業865万1,000円は、市内の空き家調査費で建物の状況調査とデータベース化を行うものです。 次に、款の9消防費です。 95ページをお願いします。 下のほうになりますが、目の1常備消防費、予算額5億7,150万3,000円は、前年度比で約3,000万円増額しておりますが、これは消防車の更新などの費用によるものです。 次に、97ページ、目の5災害対策費です。説明欄の2段目、防災情報伝達システム整備事業5億7,760万円は、防災行政無線デジタル化事業費です。なお、平成31年度から2カ年の事業といたしまして継続費の設定を行っておりまして、事務費を除いた総事業費は8億4,350万円としております。 続いて、款の10教育費です。97から98ページにかけての目の2事務局費、説明欄の3段目、英語指導員招致事業2,063万8,000円は、これまで3名であった指導員を4名に増員する予算としております。 次に、99ページ、項の2小学校費、目の1学校管理費の続きになりますが、説明欄の一番上、小学校施設耐震化事業1億2,481万円は、渡津小学校屋体の耐震補強工事費です。 次に、100ページです。 項の3中学校費、目の1学校管理費、説明欄の2段目、中学校教育施設整備事業2,500万円は、桜江中学校屋体の屋根改修工事費です。 続いて、105ページです。 款の12公債費です。公債費は平成25年度災害の災害復旧債が一部償還終了などで、前年度比較では約4,500万円の減額となっております。 続いて、107から115ページまでの給与費明細書、116ページは歳出のところで申しました継続費に関する調書、117から119ページの債務負担に関する調書、120ページの地方債に関する調書につきましては、お目通しをお願いし、説明は省略させていただきます。 次に、特別会計です。 121ページをお願いします。 国民健康保険事業特別会計について、現時点では平成30年度中の所得を初め、基礎数値が確定しておりませんので、暫定的な予算編成としております。予算総額を30億9,338万9,000円とし、前年度比較では1億5,876万7,000円の増額としております。現時点では医療給付費の増額を見込んでおります。 次に、144ページをお願いします。 国民健康保険診療所事業特別会計です。これは川越診療所の運営費で、予算総額を334万円としております。 続いて148ページ、後期高齢者医療事業特別会計です。予算総額を7億3,559万2,000円とし、前年度比では2,448万3,000円の減額としております。これは、広域連合への療養給付費負担金の減額を見込んだものです。 次に、162ページです。 公共下水道事業特別会計です。予算総額は9億9,019万6,000円で、前年度比では11億1,463万8,000円の減額です。これは、平成27年度から継続事業として4年間で実施しておりました敬川町のし尿処理場改築事業費及び関連事業の減額によるものです。 次に、179ページです。 農業集落排水事業特別会計です。予算総額は3億973万5,000円で、前年度比較では6,098万7,000円の増額です。昨年7月の豪雨災害復旧事業費の増額などによるものです。 以上で一般会計及び特別会計5件の当初予算案の説明を終わります。 ○議長(森脇悦朗) 坂根水道課長。              〔水道課長 坂根広晃 登壇〕 ◎水道課長(坂根広晃) 引き続きまして、議案第31号平成31年度島根県江津市水道事業会計予算につきまして提案の理由を説明申し上げます。 予算書に沿って御説明いたします。 予算書の1ページをお開きください。 第2条、業務の予定量につきましては、給水戸数を1万350戸、年間総給水量を218万4,000立方メートル、1日平均給水量を6,000立方メートルと見込んでおります。 第3条、収益的収入及び支出につきましては、収入総額を8億9,938万9,000円、支出総額を8億6,285万3,000円としております。 2ページをごらんください。 第4条、資本的収入及び支出につきましては、収入総額を4億3,043万4,000円、支出総額を6億9,348万円としております。収入額が支出額に対し不足する額2億6,304万6,000円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額並びに当年度分及び過年度分損益勘定留保資金で補填することとしております。 第5条、債務負担行為につきましては、債務負担行為をすることができる事項及び限度額を定めるものであります。 3ページをお開きください。 第6条、企業債につきましては、上水道事業の財源として借入限度額、起債の方法、利率及び償還の方法を定めております。 第7条は、一時借入金の限度額を1億円に定めるものであります。 第8条は、予定支出の各項の経費を流用することができる場合を定めるものであります。 第9条は、議会の議決を経なければ流用することができない経費につきましては、職員給与費1億179万6,000円としております。 次に、4ページをごらんください。 第10条、他会計からの補助金につきましては、水道事業運営のため、一般会計から繰り入れる額を1億9,850万4,000円としております。 第11条は、棚卸資産購入限度を98万2,000円に定めるものであります。 5ページから8ページまでの予算実施計画につきましては、収益的収支予算及び資本的収支予算それぞれについて、予算科目の目の段階における予定額と備考欄に概要説明を記載しております。内容につきましては、後ほど26ページからの予算実施計画明細書において御説明いたします。ここでの説明は省略させていただきます。 次に、9ページをごらんください。 平成31年度の予定キャッシュフロー計算書であります。 業務活動、投資活動及び財務活動の3つの分野ごとの資金収支と年度末における資金残高の見込みを記載しております。 次に、10ページから14ページまでの給与費明細書、15ページの債務負担行為に関する調書につきましては、お目通しをお願いし、説明を省略させていただきます。 次に、16ページをごらんください。 平成31年度の予定損益計算書であります。これは、平成31年度予算を執行した結果としての収益と費用の内訳と営業損益、経常損益及び当年度純損益の見込みを計算したものであります。平成31年度においては1,845万6,000円の当年度純利益が生じる見込みであります。 次に、17ページをごらんください。 17ページから18ページは、平成31年度末の予定貸借対照表であります。 これは、平成31年度予算を執行した結果としての平成31年度末時点における資産、負債及び資本を総括的に表示したものであります。 次に、19ページをごらんください。 19ページから20ページは、重要な会計方針に係る事項に関する注記などが記載されております。お目通しをお願いいたします。 次に、21ページは平成30年度予定損益計算書、22ページから23ページは平成30年度予定貸借対照表であります。これらは平成30年度の予算を執行した結果として見込まれる水道事業会計の経営成績及び平成30年度末の財政状態の予定を表示したものであります。 次に、26ページをお開きください。 予算実施計画明細書により、予算の主なものについて御説明いたします。 収益的収入及び支出のうち、収入につきましては、款の1水道事業収益、項の1営業収益のうち、目の1給水収益5億6,576万6,000円は、水道料金収入であります。 款の1、項の2営業外収益のうち、目の3他会計補助金1億1,379万2,000円は、一般会計からの運営費補助であります。 同じく項の2営業外収益のうち、目の4長期前受け金戻入1億827万4,000円は、償却資産の取得及び改良の財源として受け入れました補助金、負担金などの長期前受け金のうち、平成31年度の減価償却費見合い分を収益化するものです。 27ページ、同じく項の2営業外収益のうち、目の5資本費繰入収益2,087万6,000円と先ほど述べました他会計補助金を合算した額1億3,466万8,000円が収益的収入分の一般会計からの繰入額となります。 28ページをお開きください。 収益的収入及び支出のうち、支出につきましては款の1水道事業費用、項の1営業費用のうち、目の1原水及び浄水費2億4,660万7,000円は、江の川水道用水供給事業からの受水費であります。 同じく項の1営業費用のうち、目の2施設管理費、節、委託料4,032万7,000円は、主に施設維持管理業務、漏水調査業務及び水質検査業務に関するものであります。 同じく、目の2施設管理費、節、修繕費1,887万9,000円は、主に配水管維持補修、機械設備修繕に関するものであります。 29ページをごらんください。 項の1営業費用のうち、目の3業務費、節、委託料1,240万3,000円は、主に量水器の検針業務に関するものであります。 30ページをお開きください。 同じく、項の1営業費用のうち、目の5減価償却費3億2,911万1,000円は、建物、構築物、機械及び装置等有形固定資産及び無形固定資産であるソフトウエアの減価償却費であります。 32ページをごらんください。 資本的収入及び支出のうち、収入につきましては、他会計補助金、他会計負担金、工事負担金及び企業債について、それぞれ支出との関連において計上したものであります。総額4億3,043万4,000円を予定しております。 33ページをごらんください。 資本的収入及び支出のうち、款の1資本的支出、項の1建設改良費のうち、目の2送配水施設整備費、節、委託料2,257万4,000円は、主に調査測量設計業務に関するものであります。 同じく、目の2送配水施設整備費、節、工事請負費4億2,598万7,000円は、配水管の布設及び布設がえ工事、公共工事の施工に伴う配水管の支障移転工事などに関するものであります。 34ページをお開きください。 項の3企業債償還金、目の1企業債償還金2億670万円は、主に水道施設の建設改良事業の財源として借り入れた企業債等の元金償還金であります。 以上で水道事業会計予算の提案理由の説明を終わります。よろしく御審議をお願いします。 ○議長(森脇悦朗) 一括質疑に入ります。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) 質疑を終わります。 本案予算議案7件は、予算委員会に付託いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森脇悦朗) 以上をもちまして日程の全部を議了いたしました。 本日はこれをもって散会いたします。 御苦労さまでした。              午後0時6分 散会...